小児・予防歯科
〜目標は18才までに虫歯を作らない〜
- 成人の虫歯の原因は、2次カリエス(詰め物と歯の隙間からの虫歯)
- によるものが最も多いと言われています。
- 当院では、生涯自分の歯で生活ができるよう、適切な治療はもちろんのこと
- 幼いころからの予防や定期検診に重点を置いております。
- 虫歯の4要素
虫歯の原因となる4要素とは?
- 虫歯をつくる細菌の発生は、日頃の生活習慣によって大きく左右されます。この4つの要素、それぞれの輪を小さくすることが大切です。
- 【歯】特に
乳歯
と生え立ての永久歯
は弱く虫歯になりやすいです。 - 【細菌】細菌または唾液の質も関係あります。
- 【食生活】糖分の多いお菓子などは極力控えましょう。
- 【時間】口腔内は食事によって急激に酸性化し、その状態が長時間続くと虫歯になりやすくなります。
虫歯処置
- 成人になり大きな金属を入れたりする始まりは小さな虫歯です。
- 早期発見が重要です。
- 当院では、いろいろなタイプのお子さまにあわせ、味つき歯磨き粉や
- DVDの放映など、不安を和らげられる空間づくりを心がけております。
- また、少しずつ治療に慣れていただけるよう、
- 小さな虫歯から治療を始める工夫をしております。
【フッ素塗布】歯の要素
- 乳歯と生え立ての永久歯は弱く、特に虫歯に成りやすいため、
- 定期的に、歯の表面のエナメル質を強くする効果があるフッ素塗布をお勧めしております。
【クリーニングと歯ブラシ指導】細菌の要素
- プラーク除去し虫歯菌(ミュータンス菌)を減らします。
- 年齢や利き手、歯ならび、歯の溝の深さなど子供それぞれ磨き残しの場所が違いますので、
- 衛生士による歯ブラシ指導を行っております。
【食生活の改善】食生活の要素
- 糖分と言っても種類はさまざまですが、主に砂糖に含まれる糖分と、口腔内にある細菌が混ざり合うと、
- 歯を溶かす作用があると言われています。そのため、糖分の多いお菓子などは極力避けることをお勧めします。
【口腔内の中性化】時間の要素
- 口腔内は食事によって急激に酸性化し、虫歯に成りやすくなります。
- その後、唾液の作用によって中性化します。中性化する前に、食事や間食を摂ると酸性化し、
- 虫歯を作る環境になるので食べる時間を決め「だらだら食べない」よう気をつけましょう。
【歯並び・混合歯列期】
- 歯並びは適切な時期に乳歯が抜けることと、指しゃぶりなど悪習癖の改善を行う事が大事です。
- 骨格的な問題による歯列不正や本格矯正は矯正歯科へご紹介いたします。
- 混合歯列期とは、乳歯と永久歯の混在した時期の5才〜11才くらいのお子さまが該当します。
- この時期は、綺麗な歯列ではなく「ぼこぼこ」と段差のある歯列になるため、虫歯になりやすくなります。
- そのため、表面のエナメル質を強くするフッ素塗布がお勧めです。
【シーラント】
- 奥歯の溝は、表面から見るよりも実際にはとっても深く刻まれています。
- シーラントとは、その溝をレジンといわれるプラスチックで予め埋め、
- 虫歯を事前に防ぐ効果的な治療法です。