- 【歯科医師が解説】ホワイトニングとクリーニングの違いって?
- update:2020.12.10
「ホワイトニングとクリーニングってなにが違うの?」
「どちらの施術が自分に向いているのか知りたい」
「ホワイトニングとクリーニングの費用ってどのくらい?」歯を白くしたいと考えている方は、こんな疑問を感じていませんか?ホワイトニングのことを調べると「クリーニング」という単語もでてくるため、違いが気になっている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、北海道函館市にあるにしかわ本通りクリニックががホワイトニングのクリーニングの違いを解説していきます。それぞれの施術の特徴や費用など詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ホワイトニングとクリーニングの違いをそれぞれ解説
まずはホワイトニングとクリーニングの概要から解説していきます。ひとつずつ紹介していくので、違いが理解できるでしょう。
1.ホワイトニングとは歯を漂白すること
ホワイトニングとは、歯を漂白して白くすることです。「ブリーチング」と呼ばれることもあります。
ホワイトニングとひとことでまとめても種類が複数あります。
主に下記の4点です。・オフィスホワイトニング
・ホームホワイトニング
・デュアルホワイトニング
・セルフホワイトニングオフィスホワイトニング、ホームホワイトニング、デュアルホワイトニングの3つは、歯を白くする効果が高いです。薬剤に含まれる過酸化水素や過酸化尿素はげきやくのため、歯科医院でしか扱えません。函館に位置する当院もこの3種類のホワイトニング治療を行っています。
セルフホワイトニングは、歯科医師や衛生士がいないサロンでも受けられます。ただし、歯が白くなる効果を感じにくいです。
>>ホワイトニングの種類4選!料金や効果、特徴などを比較して解説
>>セルフホワイトニングのデメリット3選!歯科医院で行う治療の違いも分かりやすい紹介
2.クリーニングとは歯垢や歯石の除去をすること
クリーニングとは、歯垢・歯石除去を行う施術を指します。他にも唾液チェック、歯周病リスク検査をすることで、お口のトラブルを予防する効果が期待できます。
普段の歯磨きでは落としきれない、歯石や歯垢を取り除くため歯の表面がきれいになります。しかし、ホワイトニングまでの効果は期待できません。
ホワイトニングとクリーニングを行う順番
ホワイトニングを行う前にクリーニングを行います。薬剤が染み込みやすくするためです。
歯の表面に汚れがない状態することで、ホワイトニングの効果が期待できます。
もしホワイトニングを行う場合は、クリーニングをしてからホワイトニングの施術を受けるとよいでしょう。
ホワイトニングとクリーニングが向いている人
ホワイトニングとクリーニングの違いについて、理解していただけたと思います。しかし、自分がどちらを受けるとよいのかイメージがつきませんよね。
そこでこの章では、ホワイトニングとクリーニングが向いている人の特徴をそれぞれ紹介していきます。
1.ホワイトニングが向いている人とは?
ホワイトニングが向いているのは、歯を白くしたい人です。
歯科医院で行う施術は薬剤の成分が強いため、喫煙・着色汚れなどで歯の変色が奥深くまで浸透しているときにも効果的と言われています。
2.クリーニングが向いている人とは?
クリーニングが向いているのは、お口のトラブルを予防をしたい人です。定期的なクリーニングを行うことで、虫歯や歯周病になりにくくなるためです。
お口の健康を保ちたいなら、3~6か月のペースで来院するようにしましょう。
普段の歯磨きでは取り切れない汚れも落とせます。そのため、歯並びに自信がない人のお口のトラブル予防にも向いているでしょう。
ホワイトニングとクリーニングの費用
この章では、ホワイトニングとクリーニングの費用をそれぞれ紹介していきます。
なおこの章では紹介する金額はあくまでも相場の価格です。歯科医院やホワイトニングサロンによって治療費は異なりますので、あくまでも目安に考えてください。
1.ホワイトニングの費用は?
ホワイトニングは美容診療に分類されるため、保険は適用されません。そのため、治療費は全額自己負担となります。
各ホワイトニングの治療費をまとめたものが下記表です。函館市の歯科医院にしかわ本通りクリニックの治療費も記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
相場 にしかわ本通りクリニック ホームホワイトニング 15,000~50,000円 33,000円 オフィスホワイトニング 10,000~70,000円 33,000円 デュアルホワイトニング 50,000~80,000円 66,000円 セルフホワイトニング 2,000円~5,000円 – ※当院ではセルフホワイトニングを行っていません。
2.クリーニングの費用は?
クリーニングは予防歯科に分類されるため、健康保険が適用される場合があります。
保険適用の場合は3000円程度です。自由診療となり、健康保険が適用されない場合は5,000~20,000円程度が相場になります。
記事監修者 院長 西川卓志