- 矯正中のホワイトニングができる・できないケースを解説!施術に適したタイミングとは
- update:2020.12.22
「矯正中にホワイトニングはできるのかな?」
「ホワイトニングと矯正はどちらを先に行えばいいの?」歯を美しくするためには、ホワイトニングしたり矯正したりする治療があります。歯の色や歯並びどちらも気になっている方もいるのではないでしょうか?矯正中にホワイトニングができるのか知りたいですよね。
そこでこの記事では、函館市に拠点を構える「にしかわ歯科本通りクリニック」が矯正中のホワイトニング治療を受けられる・受けられないケースをそれぞれ解説していきます。
ホワイトニング効果を高めやすい施術のタイミングも紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
矯正器具を付けているとホワイトニングは難しい
矯正中にホワイトニングができるのか気になりますよね。
結論から言うと、矯正器具を付けているとホワイトニングは難しくなっています。ホワイトニング専用のマウスピースを歯に装着できないためです。
ホワイトニングは、薬剤をマウスピースに流し込んで歯に染み込ませて白くする治療法です。ブラケットと呼ばれる器具を付けるワイヤー矯正では、器具が邪魔になりマウスピースが付けられません。
矯正中でもホワイトニングできる2つのケース
前章では、矯正器具を付けているとホワイトニングは難しいと紹介しました。しかし、場合によっては矯正中でも施術を受けられることがあります。
そこで本章では、矯正中でもホワイトニングができる2つのケースを紹介していきます。具体的には、下記の場合です。
1.オフィスホワイトニングの施術を受ける
2.マウスピース矯正(インビザライン)
ひとつずつ解説していきましょう。
1.オフィスホワイトニングの施術を受ける
オフィスホワイトニングという施術方法だと、矯正中でもホワイトニング治療を受けられます。オフィスホワイトニング歯に薬剤を塗る方法なので、矯正器具があっても問題がありません。
なお、北海道函館市に位置する「にしかわ歯科本通りクリニック」もオフィスホワイトニングの治療を行っています。
>>ホワイトニングの種類4選!料金や効果、特徴などを比較して解説
2.マウスピース矯正(インビザライン)
マウスピース矯正をしている場合は、ホワイトニング治療を受けられます。矯正器具と異なり、マウスピース取り外しができるためです。
矯正用のマウスピースにホワイトニング専用の薬剤を流し込むことができるため、矯正とホワイトニングを並行して行えます。
ホワイトニングを行うタイミング3選
ここまでは、矯正中の方に向けてホワイトニング治療を紹介しました。患者様の中には、ホワイトニングと矯正どちらも検討しており、施術タイミングに迷っている方もいるでしょう。
この章では、ホワイトニング効果を高めやすいタイミングを紹介します。主に下記3つです。
1.矯正治療を始める前
2.矯正器具を調整する数日前
3.矯正治療が終了したあと
それぞれのタイミングについて、詳しく解説していきます。
1.矯正治療を始める前
矯正を始める前にホワイトニングの施術を受けましょう。ブラケットは2年ほど取り外しができないため、受けられる治療法が狭まってしまうからです。
自宅でケアを行う「ホームホワイトニング」は、仕事などで忙しくなかなか歯科医院に通えない方に向いている方法です。しかしこの施術では、マウスピースを着用するため矯正器具を付けた場合は受けられません。
ホワイトニング治療の選択肢を広げたいなら、矯正前に施術を受けると良いでしょう。
2.矯正器具を調整する数日前
矯正器具を調整する数日前に、オフィスホワイトニングを受けましょう。矯正器具を付けて直後は痛みを伴いやすいためです。
ホワイトニングすることで歯が敏感になり、痛みをさらに感じやすくなる場合があります。
安心して施術を受けるためにも、矯正器具を調整する数日前にホワイトニング治療を行いましょう。
3.矯正治療が終了したあと
矯正が終わったあとにホワイトニング治療を受けると良いでしょう。矯正終了後は歯並びも整っており、がたつきがないため薬剤が均一に浸透しやすいです。
矯正終了後は歯並びを維持するための「リテーナーを」使用するため、マウスピースを使用するホームホワイトニングとの相性が良いです。
記事監修者 院長 西川卓志